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京都造形芸術大学との協働プロジェクト「アバカ・フェアトレード商品開発」

フェアプラスは新たなチャレンジとして、今年度京都造形芸術大学と協働して、フィリピンの天然素材アバカの繊維を活用した、市場価値の高い魅力的なフェアトレード商品のデザイン開発を進めることにしました。(写真は418日に大学で行ったプロジェクト説明会)

 

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アバカは、バナナの木と類似したバショウ科の多年生植物で、その幹から採取した繊維は非常に柔軟で強靭な特性を持っています。

 

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フィリピンではこのアバカの繊維を使い、非常に多様な商品が開発されています。

 

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フェアプラスでは、
1年間の長丁場で、京都造形大の学生さんたちに自由な発想で、日本の人たちにとって魅力を発揮する商品のデザイン開発に取り組んで頂くことにしました。

 

プロジェクトでは、学生さんたちにデザイン開発を行って頂くだけでなく、フィリピンの生産者を訪問するスタディ・ツアーや製作しデザインを学生さん自ら市民・企業に提案する活動なども計画しています。

 

また、これらの取り組みを行った上で開発したデザインは、フィリピンの貧しい生産者に中間製品まで製作して頂き、仕上げ作業を日本の作業所で行って頂くことを考えています。

 

今後、定期的に進捗状況を報告させて頂きますので、広く関係する企業・団体のみなさんにデザインの評価等に協力をお願いしていく予定です。

 

NPO法人フェアプラス

事務局長 河西 実

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