フィリピンでも新型コロナ感染が再び拡大し、マリナオ村でも2週間のロックダウン(都市封鎖)が実施されています。
8月下旬からフィリピンの学校では新学期が始まりますが、当分の間すべての学校でオンラインでの授業が行われることになりました。
ところが、マリナオ村ではネット環境があまりよくなく、PCやタブレットを持たない子どもが多いのが実情です。先生たちは限られた学校の予算の中で、授業で教える内容をすべてプリントして、子どもたちに配ることにしました。
今回、フェア・プラスではみなさんから頂いた寄付金により、マリナオ技術工芸学校とアバカクラフト生産者の子供たちが通うサンラモン小学校の2校へ、印刷用紙、インクなど文具を寄付することと致しました。
コロナ禍の状況でも、マリナオの子供たちが勉強する機会が等しく得られることを願います。