8月23日、24日フィリピン・マリナオ村では、フィリピン農林省の専門家等を村へ招聘し、環境保護やアバカの木が育つ環境、廃棄物処理の問題について、2日間セミナーを開催し、村人たちにその大切さを学んでもらいました。今回フェア・プラスは、フィリピン政府の専門家を招く費用などの支援を行いました。
〔フィリピン農林省の専門家〕
〔真剣にセミナーを受ける村人たち〕
昨年マリナオ村より来日した生産団体代表Villaflor V Javierさんは、日本の環境保護団体と面談し、一旦崩れてしまった環境を復活させるには50年、100年掛かること、日本の環境破壊と復活の活動の歴史を通じて、環境保護の重要性を学んで頂きました。
〔2017年6月、京都の環境保護団体フィールドソサエティ訪問〕
マリナオ村の人たちは、自然は当たり前にあり価値のないもの、都市化が素晴らしいこととの思いを頂いていました。そのため、村が豊かになるとともに、素晴らしい自然環境を失っていってしまうのではと危惧したフェア・プラスは、村の人たちに自然の大切さを知ってほしいと願い、セミナー実施のために資金の提供を行いました。
〔生物多様性の重要性についての講義〕
2日間セミナーを受講した人には修了書が手渡され、笑顔での記念写真を撮りました。
きっとセミナーを受講した人たちは、村の自然の大切さを理解して、村の発展と自然環境の保護の両立を目指してくれるのではと。フェア・プラスは願っています。
〔笑顔のセミナー終了の記念撮影〕
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