フェア・プラスは、昨年マリナオ村のアバカ・ハンディクラフト生産者組合からの強い希望を受けて、共同作業場の建設ための資金を提供しました。
村の人たちはレンガやセメントなどの建設材料を購入し、自分たちの手で共同作業場を建設しました。その時は、最低限の資金で建設しため、床や壁がむき出し、窓ガラスもない、最低限の建物でした。
〔昨年の建設中の共同作業場〕
それでもマリナオ村の人たちは、喜んで製品作りやマクラメ編みトレーニングに利用してくれました。
〔最低限の設備の建物でも村人は喜んで活用してくれました〕
このように何の設備もない建物だったため、村人たちに使い勝手を聞いたところ、できたら壁や床を塗りたい、窓を入れたい、製品を在庫できる部屋を作りたい、トイレを作りたいなど多くの希望が出てきました。共同作業場を活用し始めたからこそ出てきた希望です。
そこで、今年フェア・プラスはさらに追加の資金を提供し、村の人たちの手によって改修工事を行いました。
〔取り付けた窓枠と窓ガラス〕
〔設置したトイレ〕
この追加工事により共同作業場をとても素敵な建物にすることができました。
〔改修した建物で行われた研修〕
今後、マリナオ村生産者の人たちは、製品つくりの共同作業やマクラメ編みトレーニング、ミーティング、パーティーなどいろいろ利用してくれることと思います。
〔共同作業場に集まる笑顔の村人たち〕
フェア・プラスは、今後もマリナオ村の人たちと話し合って、村の人たちにとって必要な応援していきたいと思います。
以上