4月16日、ドキュメンタリー映画「あいー精神障害と向き合って」京都上映会を開催し、盛況のうちに無事終了することができました。
午前の部、午後の部とも会場いっぱいの大勢の方たちが来て下さいました。
上映に先立ち、京都の障害者支援団体を代表して亀岡福祉会の西村直理事長に、障害者の人たちを取り巻く問題、支援の取り組みなどについてお話頂きました。
ドキュメンタリー映画の上映は、映画に登場される精神障害の女性が作詞された、とても優しい主題歌「めぐりゆく時をこえて」とともに始まり、精神障害者の人たちの日常の姿を描いています。周囲の無理解・偏見から苦しんでいた障害者の人たちが、画家の中西画伯や周囲の人たちの暖かい支えで次第に心を開き、前を向いて生きていく姿が描かれています。
来場下さった多くの方たちが、感動、共感下さったようです。
上映会終了後、2年半をかけて映画を製作された宮崎信恵監督を東京からお招きし、映画に込めた想いなどについてお話頂きました。宮崎監督からは、精神障害者を取り巻く現実や映画製作に込めて伝えたかった想い、また障害者の方たちの厳しい現実から描きたかったが描き出せなかったことまで、率直にかつとても熱く語って頂きました。私を含め多くの方が感じることがあったと思います。
最後に河西から、フェア・プラスの障害者の人たちのものづくりの支援などの活動についてご説明し、主催者として来場の下さった方たちへお礼を述べさせて頂き、上映会を終了いたしました。
午後の部の上映会終了後は、宮崎監督の「あい」主題歌CDへのサイン会に長い列ができ、その後も名残惜しく残られる方が多くいらっしゃいました。
お出で下さったみなさま、本当にありがとうございました。
NPO法人フェア・プラス
河西 実