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第15回ツキイチカフェ「未来を耕す。子達と共に」

910日開催のツキイチカフェは、廣瀬昌代さん(キッズファーム in 大原 代表)をゲストにお迎えして、「未来を耕す。子達と共に」をテーマに開催しました。


廣瀬さんは学生時代、スタディツアーで訪れたフィリピンで、大火災でスラム街から焼け出された貧し人たちを行政は助けるのでなく、ロープをはって地域から追い出す理不尽さを目撃したことから、大学を休学してフィリピンに戻り、フェアトレードに一生を捧げる想いで、フェアトレード関係の仕事についていかれました。


ところが出産・子育てでまったく身動きが取れなくなった時、人生は終わったとまで落ち込んだそうです。それが、子どもへの愛おしさも生まれ、未来の子供たちのために、『等身大の自分』が何かできないか考えだし、日本にも手仕事にもとづいた暮らし、環境負荷が少ない暮らし、消費するだけでない暮らし、日本にも大事にしたい暮らしがあると思った。そこから、『農的暮らし』を大切にしたいとの想いにたどり着いたそうです。それはまさに、フェアトレードの目指す社会と同じでした。


廣瀬プロフィール写真


現在の都会の子供たちは、ゲーム、塾、習い事に追われ、土に触れあうことがほとんどなく、畑で収穫した野菜を食べるように話しすると、汚いもの食べられないと嫌がる。学生たちは、まったくバランスの取れていない食事を三食取っている。


キッズファームでは、一歩ずつ未来の子供たちの暮らしを変えていきたいとの思いから、①「生産(野菜作り)から、食(調理して食べる)まで」を体験し、②里山への愛着を感じ、③家族みんなで同じ体験を共有し絆を強くすることを目指して活動しているとのことです。


冬はみそ作りのため大豆を育てたがうまくいかず、地域の農家さんが助けてくれたこと、また農家ではシカやイノシシの獣害被害のこと、若い就農者も増えてきていることなども話されました。


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参加者からは、昔はみんなで畑を耕し、それが普通の暮らしだったことや、キッズファームは単なる知識の注入でなく、「理解していく」ことを体験する素晴らしい取り組みですねとの発言も出ていました。


廣瀬さんからは、まだキッズファームの取り組みは道半ばとのことで、これからも目標に向かって、『等身大の自分』で一歩ずつ進んでいきたいと話されていました。カフェイベントを通して、終始廣瀬さんの生き方、取り組みへの参加者たちの共感を呼んでいました。


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以上

NPO法人フェア・プラス
河西 実

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