9月18日から26日まで開催しました「二つの村の布~マリナオのアバカと上世屋の藤織り」展は無事終了しました。
会場が京都市中心部から離れた長岡天神にあり、緊急事態宣言中の開催ということもあり、どれだけの方が来て下さるだろうかと不安がありました。
しかしいざ開催すると、期間中500人近い方が来場され、連日人が途絶えることがなく、終始会場は大きな賑わいと活気あふれる雰囲気で開催することができました。
お忙しい中お出で下さったみなさま、大変ありがとうございました。
展示会は如何でしたでしょうか?満足のいく内容だったことを願います。
せっかくお出で頂いたのに、大勢の方が来られたタイミングと重なり、私が他の方とお話していたため、ご挨拶もできずお帰りになった方もいらっしゃいました。
今回の展示会の開催は新聞4紙に大きく記事が掲載され、期間中新聞2紙およびケーブルTVが取材に来られインタビューを受けました。
最終日のトークイベントでは、事前申し込みなしで来られたかたも多く、会場の100畳の大広間の後方まで座って頂く状況となりました。
民藝研究者の鞍田先生の講演は非常に示唆に富んだ興味深いお話で、みなさん真剣に聞いていらっしゃいました。
オンラインでつないでのフィリピン・マリナオ村生産者のトークと実演には、身を乗り出してご覧になる方も多く、また藤織りの齊藤さんのトークも藤織りへの熱い想いが伝わってきて、みなさん熱心に聞かれていました。
当初はフィリピンから生産者に来日して頂く計画でいましたが、コロナ禍で叶わず、緊急事態宣言に翻弄され、開催まで厳しい道のりでした。
しかし、みなさんの温かいご協力により、無事26日終えることができました。
今回の貴重な経験とお会いした方たちとのご縁を大切に、今後の取り組みを進めていきたいと思います。
以上