NPO法人フェアプラス 事務局長Blog

【マリナオ村台風被災者への義援金および支援物資の状況】

  • 2020年01月31日

マリナオ村台風被災者への支援に賛同し、義援金をご寄付下さったみなさまに、心からお礼申し上げます。

131日現在の義援金および支援物資の状況を以下ご報告致します。

 

  義援金総額(2020131日現在)¥ 352,508_

 

○ 義援金の基づくマリナオ村への支援状況

1.第1回送金(17日)¥ 110,343 50,000 peso

  アバカクラフト生産者組合を通じて、村の人たちへ緊急食糧物資の提供を実施。

 

2.第2回送金(122日)¥ 111,650 50,000 peso

 アバカクラフト生産者組合を通じて、村の人たちへ家屋の修理材料(トタン板等)の提供を実施。

 

  義援金をご寄付下さった方

〔法 人〕

 株式会社 一加

 NPO法人トゥギャザー

 

〔個 人〕

 高橋 美和子

 中居 真理

 伊佐 恭子

 腰田 ひろこ

 菊池 しのぶ

 中山 博喜

 小松 世梨子

 井ノ口 登

 井澤 葉子

 日下部 育子

 原 康子

 和田 信明

 廣瀬 昌代

 吉田 久美子

 青山 敏夫

 吉田 智美

 関 道子

 寺松 由美子

 南 多恵子

 119日ツキイチカフェ参加者

 西野 稔

 吉川 奈月

 水井 卓司

 山田 知子

 野中 克哉

 溝渕 英之

 今村 澄子

 藤井 桜子

 百瀬 真友美

 笈田 真美

 久保 友美

 若生 麻衣

 河西 実

 

  義援金支援者からの投稿

気候変動で、脆弱な地域がより深刻な被害を受けることを懸念します。緊急支援と同時に市民発の提言活動が進めばと思います。

 

以上

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【お礼と引き続きのご支援のお願い:マリナオ村台風被災者支援への協力】

  • 2020年01月27日

本日まで、多くのみなさまから義援金のご寄付を頂きました。

ご寄付下さったみなさまに心からお礼申し上げます。

頂きました義援金により、先々週の緊急食糧支援に続き、今週家の修理のための材料を調達し、マリナオ村サンラモン集落の被災した家々に配る計画でおります。
村人たちは、復旧に向けて動き出しております。

マリナオ村の家は森の中に竹で作られた建物が多くあります。

それらの家々を囲む森の様子の写真が送られてきましたので、掲載させて頂きます。

現在村人たちは、家屋の応急修理を行っていますが、周囲の倒壊した木々の整理はまだまだ手つかずの状態にあります。


周辺の木々1


周辺の木々2

 

日々の暮らしを取り戻すまで、まだ道のりは遠い状況です。

みなさまの引き続きのご支援をよろしくお願い致します。


周辺の木々3


周辺の木々4


周辺の木々5


周辺の木々6

NPO法人フェア・プラス

事務局長 河西 実

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1月19日開催第51回ツキイチカフェ:「フィリピン山村の自然とともに生きる暮らし」って貧しいの?

  • 2020年01月24日

119日開催ツキイチカフェは、フェア・プラスが長年支援を行ってきているフィリピン・マリナオ村を昨年10月に訪問した、フェア・プラスの学生スタッフ二宮 亜由美さんが、マリナオ村で見たこと、体験したこと、感じたことを、「『フィリピン山村の自然とともに生きる暮らし』って貧しいの?」をテーマに、お話させて頂きました。


CIMG7597 (3)
 

二宮さんは大学3回生で、現在森林科学科でキノコの研究をしている。フェア・プラスのイベントで来場者から「マリナオ村ってどんなところ?」と聞かれた時に、伝聞調でしか説明できないことがもどかしかった。そのため、今回マリナオ村訪問の話があった時、ぜひ行きたいと訪問に参加したそうです。


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飛行機で到着したカリボ空港はターミナルビルが小さく、空港からの乗り物はトライシクルというバイクの横に荷台を取り付けたもの。それに乗ってホテルへ入りました。カリボの町で行った市場では、干物や果物が山積みになっていて、ハエが多かったことが印象的だったそうです。

カリボの町から車に乗ってアバカ・マクラメ編みの作り手さんが暮らす、マリナオ村サンラモン集落へ行きました。村へ向かうと徐々に緑が多くなり、建物が少なくなってきました。こんな森の中に家があるのかと思ったころ、ぽつんぽつんと家が現れてきました。

家は自然の竹で作られていて人工物がない、鶏などが放し飼いにされていて、道でも車を気にすることもなく横切っていたそうです。


DSC_0419

このマリナオ村サンラモン集落でアバカについて体験したことを、二宮さんは話しました。

(アバカを育てる)

アバカの植林を行っている場所は、サンラモン集落からさらに山奥のオズモン地区でした。車を降りてから、森の中をかけ分けて進み、橋のない川を3回、4回渡って30分以上歩いてようやくアバカの植林地に着いたそうです。そこで、村の人たちは15人で300本のアバカの木を植林したと聞きました。

二宮さんは、村の人たちが自分たちの苦労より、アバカを育てることを大切にしている、それを手伝ってくれる大勢の人たちがいると感じました。


(アバカを糸にする)

アバカの木の幹を短冊状に剥がし、鉄の板に挟んで引っ張り糸を作ります。村の人が楽に引っ張っているようにみえましたが、二宮さんが引っ張ってみると、かなり力を入れないと引っ張れない、強く引っ張りすぎるとプッと切れてしまいました。糸を作るのもかなり技術がいることを体感したそうです。


(アバカを紡ぐ)

アバカを編む作業は生活の一部となっていて、子どもたちはアバカを編む親の背中を見て、技術を学んでいました。二宮さんが編み方を体験していた時、通りかかった村人が次々に「大丈夫?」って優しく声をかけてくれたそうです。


DSC_0423

二宮さんがマリナオ村で見たことは、村の人たちが緑に囲まれて暮らしていて、家々は人工物ではなく天然の材料で作られていること。鶏など動物の命が尊重されていて、命あるものはみんな家族だということでした。

振り返って私たち日本の暮らしを見てみると、

  緑は求めて出かけていく場所となっている

  家は何でできているのだろう?

  食べ物は買うもの、生きている姿を見たことがない

  命育む土を見て、触れる機会がない

普段の日常生活が自然とかい離してしまっている。自然の中では、人間を含めてすべての生き物が共生しているはず。効率的/発展のため、それが見えなくなってしまっている、社会での役割分担(農業、漁業など)のため、人の暮らしが自然と分離されてしまっていると感じました。


CIMG7594

マリナオ村での暮らしは、人と人、人と動物のつながりが見える暮らし、「命の重さ」と「時の流れる時間が平等」、集落の人たちがみんな家族のように暮らしている、それが笑顔でいきいきと楽しそうに暮らしている秘訣だと、二宮さんは感じました。

そこは、子どもたちがみんな素直でいい子で、素敵な人たちが暮らす村でした。

 

集落で見た星空に美しさが忘れられませんと、最後に二宮さんは話を結びました。


CIMG7598

なおツキイチカフェ終了後、参加者のみなさんからマリナオ村支援の募金を頂きました。

 

以上

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【3月8日開催ツキイチカフェ中止のご連絡】

  • 2020年01月23日

38日に開催を予定していました第53回ツキイチカフェを、コロナウイルス問題への対応から、中止させて頂くことになりました。みなさまには、大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承下さい。


テーマ:チャリティーをもっと楽しく、身近に。京都発チャリティー専門ファッションブランド”
JAMMIN

 

JAMMINは、京都発のチャリティー専門ファッションブランド。「社会が良くなってほしい」との願いが込められたデザイン、「どう使われるか」が明確なNGO/NPOへのチャリティー、MADE IN JAPANのアイテムなど「こだわり」を通じて、あなたがファッションを楽しみながら、新しい世界と出会い、応援するきっかけを提供しています。

20144月のブランド・スタートから累計で4,000万円以上をチャリティー。今も、毎週新作デザインを欠かさずリリースし続けています。JAMMINの語源は、自由に、楽しく、誰もが参加出来る「JAM SESSION」。私たちと一緒に“新しいチャリティー”という音楽を奏でて欲しいとの想いを込めています。西田 太一

フェアトレード・コーヒーを飲みながら、ゲストのお話をお聞きして、みんなで会話を楽しみましょう。どうぞ気軽にご参加下さい。


第53回ツキイチカフェ活動写真

ゲスト:西田 太一(JAMMIN合同会社 代表)

1983年京都府生まれ。立命館大学在学中の2005年に訪れたスリランカではじめて途上国の現状を目の当たりにし衝撃を受ける。修士課程修了後、途上国の水問題等を解決したいと開発コンサルタント会社であるパシフィックコンサルタンツ株式会社に入社。政府の成長戦略・インフラ輸出戦略立案やミャンマー・ダウェー経済特区開発に従事。「自分に出来ることからしよう!」と2013年にJAMMINを設立。


第53回ツキイチカフェゲスト写真

日時:38日(日)14001600

会場: 東山いきいき市民活動センター1階 和室

605-0018 京都市東山区巽町442-9

定 員:20

参加費: 社会人800円、学生・会員500

    (フェアトレード・コーヒー、アバカ手編みコースター(初回参加者)、ブランドカードセット代を含む)

主催:NPO法人フェア・プラス、共催:東山いきいき市民活動センター

申込:NPO法人フェア・プラス

Tel075-744-0646FAX075-744-0945

Mail:  info@fairplus.org 

 

NPO法人フェア・プラス

600-8492 京都市下京区月鉾町52 イヌイ四条ビル3階Flag四条

Tel: 075-744-0646Fax: 075-744-0945

Mail:  info@fairplus.org 

 

次回以降の予定

412日(日) ゲスト:古井 正代(脳性まひ者の生活と健康を考える会 代表)

以上

 

 

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【重ねて義援金のお願い】

  • 2020年01月22日

台風ウルスラにより甚大な被害を受けたマリナオ村では、4週間が経過してようやく電気、水道が復旧してきました。

破損した家屋は、各家で雨風を避けるための応急修理を行って、何とか日々の暮らしを凌げるようになってきました。ただ、しっかりした家屋の修理には、修理のための材料、道具が必要です。多くの村の人たちはこれらを買うことができません。

マリナオ村の人たちは、一人でも多くのみなさんの支援が必要です、重ねて、みなさんの義援金のご支援をお願い申し上げます。


マリナオ村被災した家屋

〔義援金口座〕

ゆうちょ銀行 京都店

口座記号番号:00950-6-302314

口座名:トクヒ)フェア プラス

 

ネットバンキング等で振り込まれる方は、以下の口座でも受け付けております。

ゆうちょ銀行

口座番号:当座 0九九店 0302314

口座名:(トクヒ)フェア プラス

 

京都信用金庫 稲荷支店

口座番号:0348225

口座名:トクヒ)フェア プラス

 

特定非営利活動法人フェア・プラス

事務局長 河西 実

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