12月18日、19日、京都造形芸術大学ではプロジェクトセンター十周年企画として、PJフェスタが開催されました。
大学が企業・団体からデザインや商品開発の委託を受け、学生たちが半年、あるいは一年かけて開発に取り組む、そのことにより学生たちは単位を取得できるという「プロジェクト」という仕組みがあります。これまでの10年間に数百の「プロジェクト」があり、「アバカ・フェアトレード商品開発プロジェクト」も、その中のひとつです。 数多くのプロジェクト・パートナーの中でも、NPO/NGOは非常にまれで、しかも「プロジェクト」期間中に海外(フィリピン)まで学生たちが出かけたプロジェクトは、アバカ・プロジェクトのみとのことです。 2012年度に公式な「プロジェクト」として始まったアバカ・プロジェクトは、2013年度に新関西空港向けアバカ・バッグ&クッション、およびライトパブリシティ向けにアバカ・バッグを開発し、世に送り出しました。 その後も、学生たちの自主的な取り組みとして継続し、プロジェクトが始まった時は1回生だったメンバーも4回生となり、ひとりは現在フェア・プラスでインターンとして活動しています。アバカの新商品ブランドを立ち上げ、来春の発表、発売を目指しています。 今回PJフェスタでは、2013年に開発した2社向け商品と、インターン生が商品開発を進めているバッグ、アクセサリーの試作品を展示し、学生たち自らが説明しました。 これからも、京都造形芸術大学とフェア・プラスのいい関係は、発展していくことが期待されます。