5月18日に関空旅博でお披露目を果たしました、京都造形芸術大学と新関西空港(株)の協力を得て開発しました、オリジナルのアバカ製バックとクッションは、同時に関空と梅田で発売を開始しました。 展望ホールのショップ また、5月18日の同日、阪急本店(梅田)8階のトラベルグッズ売り場とLOFT(梅田)1階でもアバカのバックとクッションの販売を開始しております。 LOFT(梅田)1階 また、関西空港ではOnline Shopでも、5月18日よりアバカ・バックとクッションの販売を開始しています。 そのことをご報告するとともに、これまでご協力を頂いたみなさまに深くお礼を申し上げます。 NPO法人フェアプラス 事務局長 河西 実
関西空港では、メインターミナルの関空直営店と展望ホールのショップで、いずれもお店の中央に機内用イスの上にディプレイされています。旅博に来られた多くの客さんの注目を集めておりました。
一年前の昨年5月に京都造形芸術大学とのアバカプロジェクトをスタート致しましたが、1年後にここまで到達することができました。
5月18日、19日新関西国際空港では、各国の政府やエアラインがブース出展し、来場者3万人以上のワールドフェスティバル『関空旅博』が開催されました。
かねてよりフェア・プラスは、京都造形芸術大学と新関西空港(株)の協力を得て、オリジナルのアバカ製バックとクッションの開発に取り組んできました。
両日、旅博会場のフィリピン共和国観光省のブースにて、京都造形芸術大学の学生により、完成しましたアバカ製品の初披露を行わせて頂きました。
ブースでは、フィリピン民族衣装の着せ替えコーナーもあり、アバカ製品の横で笑い声が絶えず、何人もの方が「アバカって何ですか?素敵ですね」とコメントを頂きました。
ブースでの説明を聞いた方が、「どこで売っているんですか?販売している直営店に行ってきます」と出かけられ、アバカ・バックを購入して戻ってこられるなど、フェア・プラスに取って、とても充実した素晴らしい2日間でした。(ブースでは、アバカ製品の販売は行わず、関空の直営店のみで販売しています。)
NPO法人フェアプラス
事務局長 河西 実
2013年5月16日
オリジナル・フェアトレード・コラボレーション商品誕生
(特活)フェア・プラス×京都造形芸術大学×新関西国際空港(株)
特定非営利活動法人フェア・プラスは、途上国の貧しい人たちや障がいのある人たちの自立支援のため、企業・大学等とセクターの壁を越えて連携し、市場で認められるフェアトレード商品や作業所製品の開発・販売に取り組んできています。
2012年5月より、京都造形芸術大学と協働して、『アバカ・フェアトレード商品開発プロジェクト』に取り組んできました。今般、新関西国際空港(株)の協力を得て、オリジナルのフェアトレード・コラボ商品が誕生しました。当商品は、5月18日、19日に新関西国際空港で開催される「関空旅博2013」会場の、フィリピン共和国観光省のブースにて初めて紹介されます。
フェア・プラス X 京都造形芸術大学 X 新関西空港(株)のコラボにより誕生しましたオリジナルのフェアトレード商品(バックとクッション)は、5月18日より新関西空港第1ターミナル2階「SST Satellite2.0」および展望ホール4階「スカイショップタウン」にて、販売されます。さらに、阪急うめだ本店8階トラベル売り場、および梅田ロフト1階でも販売されます。
NPO法人フェア・プラスと京都造形芸術大学では、以下の目的のもと、プロジェクトに取り組んできました。
・ フィリピンの天然素材アバカから採取した繊維を使用した、日本で市場性のあるフェアトレード商品のデザイン開発を行い、作業所の協力も得て商品を生産する。そのことにより、フィリピン現地の貧しいひとたちや障害のある人たちの働きがいと収入を得られる仕事を作り出す。
・ プロジェクトを通じて、学生たちが社会課題について学び、大学とNPOが協働して、日本の市民・団体・企業と懸け橋(ハブ)として役割を実践する。
*アバカ:バナナと類似したバショウ科の多年生植物。
プロジェクトは、ほぼ毎週ミーテイングが持たれ、学生が主体となって商品開発を進めてきました。また、昨年11月にはフィリピンの農山村の生産者を訪問して、交流を図ることにより、現地の状況やフェアトレードの意義について学んできています。
新関西国際空港株式会社は、社会貢献活動の一環として、プロジェクトの趣旨に賛同し、共同してフェアトレード商品の開発に取り組み、今般オリジナルのコラボレーション商品が誕生したものです。
バックは、アバカの繊維そのままの色を生かし、フィリピンと日本両国を結ぶ、出入国スタンプをデザイン化しています。イエローに染め上げたクッションは、ライフジャケットのデザインを取り入れた遊び心あふれるデザインとなっています。
商品は、マニラのフェアトレード団体CCAP Fairtrade for Developmentがフィリピン側の窓口を務め、農山村の人たちの手作りにより作られています。また、京都の作業所(社福)菊鉾会テンダーハウスが商品作りのための一部作業に参加・協力を行っています。
■商品
①バッグ
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