NPO法人フェアプラス 事務局長Blog

第42回ツキイチカフェ「ダンスと地域のあたらしい関係をさがして」

  • 2019年04月04日

323日開催第42回ツキイチカフェは、千代その子さん(一般社団法人ダンストーク代表)をゲストに迎えて、「ダンスと地域のあたらしい関係をさがして」をテーマに開催しました。

 

最初に千代さんは、誰もが参加できる“コミュニティダンス”について話をされました。

コミュニティダンスとは、①参加者が中心、②共同的な関係性で、③(誰もがいつでもできる)包括的な実践であり、④多様性を祝福するポジティブな体験の機会となるものですと説明されました。


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千代さんは、17歳の時にダンスを学ぶため英国の大学に留学し、卒業後はイタリア・シチリア島のダンスカンパニーに所属。帰国後、ダンス講師・フリーダンサーとして活動。

しかし日本ではダンサーとして収入を得て生活していくことが難しかった。なぜ日本ではダンサーがダンスをして暮らしていくことが難しいのかと悩み、その答えを求めて、龍谷大学大学院の政策学研究科へ入学しました。
そこでインターンシップ制度を利用して入った
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークで様々なダンスプロジェクトの企画制作・通訳にかかわったことが、千代さんが『ダンスは社会のどこにあるべきなのか?』という問いを探究するきっかけとなりました。

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2014年豊岡市に「城崎国際アートセンター(KIAC)」が誕生。世界中からアーティストがやってきて、無料で滞在し、24時間劇場やスタジオを使ってダンスや演劇の作品づくりができる日本最大級のアーティスト・イン・レジデンス施設です。このKIACの事業に、千代さんの所属する団体が関わるようになりました。

当時、まちに新たに誕生したKIACに対する地域の理解を得ることは最優先の課題。そこで、英国でダンスカンパニーを率いるディレクター、ルカ・シルヴェストリーニ氏を招聘し、コミュニティダンス作品をつくるプロジェクトが行われることになり、千代さんも通訳として関わることになりました。プロジェクト開始前にルカ氏が下見に訪れた際、地域の方々となかなか出会うことができず、滞在期間は終わりに近づこうとしていました。そこで地域の方々を城崎国際アートセンターにご招待し、ルカ氏から直接プレゼンテーションを行うことに。
「これから始まるのは多くの人が関わる大がかりなプロジェクトで、私はイギリスの仕事をおいて、このプロジェクトのために来年再訪問する。私もこのプロジェクトにコミットするので、皆さんもコミットして一緒に挑戦してほしい。」という熱いメッセージだったそうです。それを千代さんは、地域の方々がどんな風に受け止めるんだろうと、不安な気持ちからドキドキして通訳していました。

このプレゼンテーションに共感してくださった方々が翌年出演者となり、多忙な時間を割いて集まり、一丸となってコミュニティダンスの作品づくりに取り組んだそうです。3週間の怒涛のスケジュールには、2歳から80代まで約70名が参加し、客席は全公演満席。本番を終えた出演者・スタッフはまるで家族のような一体感に包まれていました。

 
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これをきっかけに、ダンスを続けたいという子どもたちがいた為、20161月より千代さんは城崎在住の谷垣優さんとともにKINOSAKI OPEN DANCE CLASSをスタート。バレエやコンテンポラリーダンス、ピラティス、ストレッチなどのクラスを3日間行い、地元の人も観光客も誰もが参加することができる気軽なオープンクラスを始めました。初回から反響があったため月1回のペースで定期開催を始めると、毎回約60人が参加するように。その中には外国人観光客も加わっていました。2017年にはきのさきダンスキャンプ(こども編、おとな編)を開催。城崎温泉でダンスを「おどる」から、ダンスを「つくる」へと活動を展開していきました。

これらの活動を継続していくため、20183月に地域の方々の協力を得て、城崎を拠点としたコミュニティダンスの団体「一般社団法人ダンストーク」を設立し、その後も学校や福祉施設などで活動を発展させてきました。

 

『ダンスはみんなのもの』という信念のもと、千代さんはダンストークの活動で次の3つの目標を掲げているそうです。

・地域社会に根差した、新しいダンスのあり方を見つけること

・人々のこころとからだの健康を維持すること

・誰もがダンスを身近に触れることができ、文化芸術への理解・普及が促進される機会を創出すること


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具体的な活動では、ダンスを中心に4つの分野で活動しています。

・文化xダンス

・観光xダンス

・教育xダンス

・福祉xダンス


城崎国際アートセンターの誕生から5年。文化芸術によるまちづくりを目指している豊岡市には、アートセンターで滞在制作をするアーティストやそこで生まれた作品によって地域の魅力が世界に発信される流れが生まれており、少しずつ実を結んできているそうです。KINOSAKI OPEN DANCE CLASSにも、過去3年間で約1500人(のべ)が参加し、幅広い世代の多くの方々にとっての『おどる場所』になっているとのことでした。

 

最後に千代さんは、『社会の中でダンスはどこにあるべきか?』の答えとして、ダンスは「人々の身近にあるべき」、「手が届くところにありたい」と話を結ばれました。


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参加者のみなさんは、千代さんの熱い想いと引き込まれ、話に聞き入っていました。

千代さんの話が終わられた後、参加者全員でコミュニティダンス(ウォームアップとクールダウン)を体験しました。最初躊躇していたおじさんたちもふくめみんな、千代さんに導かれ、自分の心を解放して、楽しくのびのびと踊っていました。


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以上


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フェア・プラスは台中市国立美術館が主催する企画展「Slow Fashion」へ正式出展します。

  • 2019年04月03日

このたび、台中市国立繊維工芸美術館からご招待いただき、518日より開催される展示会にフェア・プラスがアバカ製品を出展することになりました。

台中市繊維美術館では、「Slow Fashion-アジア・パシフィックの天然繊維を使った身に着ける工芸品展」をテーマに、天然繊維を使った5か国の作品の企画展を、113日まで半年間開催することになりました。


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日本からはフェア・プラスが国立美術館の招待で、着物の一加と共同開発し、フィリピン・マリナオ村の生産者が製作した、アバカ名古屋帯などを出展します。

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開催日初日の518日には、オープニング・シンポジウムでデザイナーの井澤葉子さんとマリナオ村の生産者Villaflor V. JavierBingさん)が登壇し、プレゼンテーションおよびアクラメ編みの実演を行います。


マクラメ編み

企画展概要:

テーマ:「Slow Fashion-アジア・パシフィックの天然繊維を使った身に着ける工芸品」

開催期間:518日~113

会場:台中市繊維工芸美術館 (Taichung Museum of Fiber Arts)

   台中市大里盛里二路1

出展国:日本&フィリピン(フェア・プラス&マリナオ村アバカクラフト生産者組合)、インド、ミャンマー、マレーシア、韓国、台湾


マクラメ編みの親子

展示会、シンポジウムなどの様子について情報が入りましたら、ご報告します。

開催期間中に台中市を訪問される機会がありましたら、ぜひ美術館を訪問ください。

 

以上

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3月9日、エシカルラボin京都に出展しました

  • 2019年03月09日

3月9日、エシカル・ラボin京都「あなたの商品が世界の未来を変える」が京都テルサで開催されました。

イベントにはエシカル、フェアトレードなどに関心のある人たちが多く来場され、メインホールで開催されたシンポジウムでは、エシカル協会代表理事末吉里花さんの基調講演、シサム工房社長水野奏平さんの対談などが行われました。


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フェア・プラスはロビーでブース出展し、ユニフォーム「I love Malinao」のTシャツを着た学生・社会人ボランティアメンバーがアバカ・マクラメ編みの展示販売で活躍しまた。


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来場された方たちは、クラッチバッグやかごバッグ、巾着の美しさに驚かれ、フィリピンの農村の人たちのマクラメ編みの動画に見入っていました。コースターやマクラメポーチなどの一般アバカ商品を多くの方が購入して下さいました。


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今回、壁面には写真家金サジさんがマリナオで撮られた写真を展示しましたが、ご覧になった方たちはその絵画のような美しさに見とれていました。

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来場された方も、フェアトレードだからと言って同情で買ってもらうのではなく、フェア・プラスさんのアバカ製品のように質の高さや美しさで買ってもらうのが大切ですよねと話をされ、フェア・プラスの目指す取り組みを少し伝えることができたようです。

以上

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