NPO法人フェアプラス 事務局長Blog

第20回ツキイチカフェ「知るところから始まる 協力・共生」

  • 2017年02月05日

24日開催の第20回ツキイチカフェは、杉山 遼さん(NPO法人アクセス-共生社会をめざす地球市民の会 理事、京都府立八幡支援学校 中学部教務部長)をゲストに迎え、

「知るところから始まる 協力・共生」~フィリピン・スモーキーマウンテンの子供たちへの支援と日本の障害児への支援を通じて~をテーマに開催しました。

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杉山さんが働く八幡支援学校でも自閉症の子供が増えています。社会では「自閉症の人は突然怒り出したりして、何を考えているか分からない、怖い」というような偏見があります。

杉山さんは、自閉症の子供たちが持つ、「人との関わりが苦手、コミュニケーションが苦手、こだわりが強い」などの特徴について、それが具体的にどういうことなのか、まず「知ってほしい」と話されました。


杉山さんが、一人の参加者に立ってもらい、意味が分からない言葉を何度も繰り返し、参加者が理解できないと、声を大きくしていく。スクリーンに表示された二重に見えている文章や画面が揺れる文章を参加者に読んでもらい、それが如何に困難を伴うかなど体験してもらい、自閉症の子供たちは日々どのような状態を経験して
いるか分かり易く説明してくれました。自閉症の子供たちが如何にストレスな社会で暮らしているのかを参加者に話されました。


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八幡支援学校では隣の高校と廊下で繋がっていて、普段から高校生が来てお昼を一緒にしているそうです。当初コミュニケーションが撮り難かった支援学校の子供たちも、高校生たちと触れ合っている内に笑顔で過ごすようになってきている。そのことを高校生たちが手話甲子園で発表している姿をビデオで見て、参加者のみなさんも感動していました。


20回ツキイチカフェイメージ写真

フィリピン・マニラのスモーキーマウンテン(ゴミ捨て山)へ、学生時代から杉山さんは何度も訪問し、そこで暮らし人たちの中に入って活動しています。そこでは、人々がゴミを捨てにきたトラックに群がり、お金になる金属などを探して暮らしています。フィリピンの人たちからも偏見、差別にあっています。最初は、心を閉ざしていた住民の人たちも、杉山さんたちが何度も訪問し、偏見なく一緒している中で、笑顔で心を開いてくれるようになったそうです。

そこで暮らす10歳の子が、肩に擦り傷を作ったものが、薬も病院に行く交通費すらなく傷が悪化し、腕を切り落とすことになってしまった話をされた時は、参加者もショックを受けていました。


そのことを知らなければ普通に暮らしていただろうが、自分が「知ったからこそ変われた」と、10年以上活動に取り組んでいる気持ちを話して下さいました。


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参加者のみなさんから、杉山さんに対して、「感動しました」、「毎日の質の高い活動を尊敬します」等のコメントが多く出されていました。子供たちの心にある、障がいの壁を取り除いていきたいと話される参加者もいらっしゃいました。


NPO法人フェア・プラス

事務局長 河西 実


3月4日開催第21回ツキイチカフェ「災害時の広域避難を考える~東日本大震災避難者支援の現場から~」

  • 2017年02月01日

テーマ:「災害時の広域避難を考える~東日本大震災避難者支援の現場から~」

 

東日本大震災の影響で京都に避難している方々は、現在600人。最初は1200人ともいわれていました。この6年間、この数の変遷には、どんな背景があり、どんな決断があったのでしょうか。そして、私たちはそこから何を学ぶべきなのでしょうか?地震や津波だけじゃない。原発だけでもない。避難者の苦しみは、人の気持ちの問題や、行政や法律の壁だったりもします。避難者支援の現場から、今後想定される災害時広域避難の問題について考えてみたいと思います。〔大塚 茜〕

 
ツキイチなごみ活動写真

ゲスト:大塚 茜(NPO法人和~なごみ~ 理事長)

1978年生まれ、佐賀県出身。東日本大震災のボランティア活動に携わり、2013年、特定非営利活動法人和を設立。京都に避難している方々の生活相談を行っている。保育士・精神保健福祉士。


ツキイチ大塚さん写真

日時:34日(土)14301630

会場:東山いきいき市民活動センター 和室

京都市東山区巽町442-9東山いきいき市民活動センター 和室

 

定員 :20

参加費: 社会人500円、学生300円(フェアトレードコーヒー、アバカ手編みコースター(初回参加者)、ブランドカードセット代を含む)

申込:NPO法人フェア・プラス

Tel:075-525-0064

Mail:info@fairplus.org

 

次回以降の予定

416日(日)ツキイチカフェ・スペシャル

ドキュメンタリー映画『あい~精神障害と向きあって~』京都地区上映会

514日(日)ゲスト:原 康子(認定NPO法人ムラのミライ)

以上



第19回ツキイチカフェ「フェアトレードと障害者問題への取り組みを考える」

  • 2017年01月15日

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日開催ツキイチカフェは、ゲストをお呼びせず、フェア・プラス事務局長の河西が「フェアトレードと障害者問題への取り組みを考える」をテーマに、これまでのフェア・プラスの活動の振り返りと、現在見えてきた課題についてお話させて頂きました。

また、最後に416日上映のドキュメンタリー映画「あい~精神障害と向き合って」の短縮版を上映し、参加者のみなさんとの意見交換を行いました。


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フェア・プラスの活動については、なぜフェアトレードと障害者作業所支援の両方を取り組んでいるのか、いずれの当事者も同じような状況に置かれ、スタッフ・職員も同じように悩みを抱えながら一生懸命取り組んでいることから、両者の繋がりを作ることの意義についてお話をしました。


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フェアトレードでは、フィリピン・マリナオとの協力により、より魅力的なアバカ商品の開発を進めてきたこと、また同時にマクラメ編みトレーニングやアバカの苗木の植林などを行い、伝統の保護、自然の保護も大切にして取り組んできていることなどご説明しました。


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障害者分野では、ここ数年行政も専門家派遣や優先調達など積極的に取り組んできている中で、フェア・プラスが今後果たす役割は何かなど、現在の課題についてもお話しました。

 

また障害者については、特に精神障害者の人たちに対する根強い偏見があり、それを改善していくために多くの市民に理解を得ていることが重要ではと、4月に上映するドキュメンタリー映画の意義についてお話しました。


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参加者のみなさんからは、フェアトレードや障害者の問題に対する理論を提示するだけでなく、自ら実践して取り組んでいることを評価して頂きました。また、ドキュメンタリー映画については、短縮版でしたが、参加者のみなさんの心に訴えるものがあり、ぜひ16日は上映会へ行きたいとの声をお聞きしました。


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河西 実



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